あるく奈良-16 [唐招提寺の緑]
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「若葉して 御目(おんめ)の雫(しづく) ぬぐはばや」
招提寺鑑真和尚来朝の時、船中七十余度の難をしのぎたまひ、 御目のうち塩風吹入て、
終に御目盲させ給ふ尊像を拝して・・・
(この清らかな若葉で、御目の涙の雫を、おぬぐいいたしたいものです)
芭蕉が見た・・・
如何ほどの緑が鑑真和尚の頬を濡らしたのだろう? ・・・
唐招提寺|奈良市西ノ京|Googleマップ
(2015年6月6日撮影)
鑑真和上坐像 (がんじんわじょうざぞう)
奈良時代(八世紀)|国宝
日本最古の肖像彫刻
脱活乾漆 彩色
高=80.1 cm
(麻布を漆で貼り合わせて整形、彩色。弟子の忍基(にんき)が制作を指導したとされる)
東京国立博物館
http://www.tnm.jp/
modules/r_free_page/
index.php?id=484
鑑真は唐の揚州、江陽県に生まれ、14歳で智満について得度し、大雲寺に住む。18歳で道岸から菩薩戒を受け、20歳で長安に入る。翌年、弘景について登壇受具し、律宗・天台宗を学び、7度目で渡日をはたす。最初の渡海は743年夏で、751年の6度目の渡日で鑑真は南方の気候や激しい疲労などにより、両眼を失明し、753年に遣唐使の帰日に同乗、平城京に到着し聖武上皇以下の歓待を受け、孝謙天皇の勅により戒壇の設立と授戒について全面的に一任され、東大寺に住し、763年(天平宝字7年)唐招提寺で死去、76歳・・・
http://ja.wikipedia.org/wiki/鑑真
世界遺産「唐招提寺」(とうしょうだいじ)
奈良市五条町にある鑑真が建立した寺院。南都六宗の1つである律宗の総本山である。本尊は廬舎那仏、開基は鑑真である。井上靖の小説「天平の甍」で広く知られるようになった中国・唐出身の僧鑑真が晩年を過ごした寺であり・・・
唐招提寺は唐僧・鑑真が天平宝字3年(759年)、新田部親王(天武天皇第7皇子)の旧宅跡を朝廷から譲り受け、寺としたものである。寺名の「招提」は、サンスクリット由来の中国語で、元来は「四方」「広い」などの意味を表す語であったが、「寺」「院」「精舎」「蘭若」などと同様、仏教寺院(私寺)を指す一般名詞として使われていた。つまり、唐招提寺という寺号は、「唐僧鑑真和上のための寺」という意味合いである・・・
http://ja.wikipedia.org/wiki/唐招提寺
「開山忌舎利会」(かいざんきしゃりえ)
日時:平成26年6月5日~6月8日(例年は5日から7日の3日間です) 9:00~16:00
場所:開山御影堂
(開祖・国宝鑑真和上坐像を収めた御影堂の厨子の扉が特別に開かれ、東山魁夷画伯の障壁画も特別公開される)
1971年(昭和46年〜57年)
鑑真和上坐像が安置される御影堂内の68面の襖絵。日本を代表する画家、東山魁夷が、10年を超える歳月をかけ、鑑真和上に捧げた大作・・・
↑「濤声:とうせい」
← 「山雲:さんうん」
「揚州薫風:ようしゅうくんぷう」.....
http://www.toshodaiji.jp/
about_mieidoh.html
http://ameblo.jp/jamannzu/entry-
11387500450.html
「笈の小文」(おいのこぶみ)
俳諧紀行。松尾芭蕉著,門人河合乙州(おとくに)編。芭蕉の没後,1709年刊。1687年江戸から尾張の鳴海を経て弟子の杜国を訪ね,伊賀・伊勢・吉野・奈良・大坂・須磨・明石をめぐった旅の紀行。
http://www.weblio.jp/content/笈の小文
貞享四年十月二十五日(1687年)、松尾芭蕉は亡父の三十三回忌のため故郷へ戻り、かつ大垣や名古屋の仲間たちとの俳諧を行うため、上方への旅に出発する。さらに伊勢、吉野、須磨などの名所を徘徊しつつの長旅のあいだにつづった翌年四月までの俳文、書簡などをもとに、芭蕉の死後に門弟の乙州(おとくに)が編纂してひとつにまとめあげたのがこの「笈の小文」であるとされる。
http://reservata.s123.coreserver.jp/poem-basyou/oino-kobumi.htm
「天平の甍」(てんぴょうのいらか)
井上靖の歴史小説。初版は中央公論社から1957年12月に単行本が刊行された。作者は訪中後に加筆している。芸術選奨受賞作。新潮文庫版が2005年に改版している。
第9次遣唐使で大陸に渡った留学僧たち。高僧を招くという命を受け、後に鑒眞と会う普照と栄叡を軸とした若い留学僧たちの運命を描く・・・
1980年に映画化された。製作は芸苑社、配給は東宝。
http://ja.wikipedia.org/wiki/天平の甍
(以下・参考サイト)
唐招提寺|オフィシャルページ
http://www.toshodaiji.jp/about.html
http://www.toshodaiji.jp/
http://ja.wikipedia.org/wiki/唐招提寺
http://ja.wikipedia.org/wiki/天平の甍
鑑真さん(がんじん、旧字体:鑑眞、中国語繁字体:鑑真、中国語簡字体:鉴真、Jiàn zhēn 688年(持統天皇2年) - 763年6月25日(天平宝字7年5月6日))は、奈良時代の帰化僧。日本における律宗の開祖。俗姓は淳于。
鑑真は唐の揚州、江陽県に生まれ、14歳で智満について得度し、大雲寺に住む。18歳で道岸から菩薩戒を受け、20歳で長安に入る。翌年、弘景について登壇受具し、律宗・天台宗を学ぶ・・・
http://ja.wikipedia.org/wiki/鑑真
http://www.toshodaiji.jp/about.html
http://www.toshodaiji.jp/about_gyouji.html
鑑真和上坐像(がんじんわじょうざぞう)国宝
奈良時代(八世紀)|日本最古の肖像彫刻
脱活乾漆造 彩色
(麻布を漆で貼り合わせて整形、彩色。弟子の忍基(にんき)が制作を指導したとされる)
東京国立博物館 -トーハク-|「唐招提寺展 国宝 鑑真和上像と盧舎那仏」
Tokyo National Museum|Ganjinwajo
http://www.tnm.jp/modules/r_free_page/index.php?id=484
http://www.tbs.co.jp/p-guide/daiji/about/03_01.html
鑑真和尚像を拝観
http://www.toshodaiji.jp/about_summer.html
http://www.waraku-an.com/news_jparts/tokubetsukoukai/
「若葉して御めの雫ぬぐはばや」
http://thenagatachou.blog.so-net.ne.jp/2014-05-14-1
http://www.aurora-net.or.jp/doshin/silkroad/kikou/no34/index.html
笈の小文 全篇詳細解読 音声つき
http://koten.kaisetsuvoice.com/Kobumi/
http://reservata.s123.coreserver.jp/poem-basyou.htm
http://reservata.s123.coreserver.jp/poem-basyou/oino-kobumi.htm
http://www.weblio.jp/content/笈の小文
松尾 芭蕉(まつお ばしょう、寛永21年(1644年) - 元禄7年10月12日(1694年11月28日)[1])は、江戸時代前期の俳諧師・・・
http://ja.wikipedia.org/wiki/松尾芭蕉
唐招提寺御影堂|障壁画
http://www.toshodaiji.jp/about_gyouji.html
http://www.asahi-net.or.jp/~JE1T-FJWR/nara.ht
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