あるく奈良-26 [中宮寺と法輪寺...etc]
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中宮寺や法輪寺、斑鳩神社に藤ノ木古墳、法起寺に法隆寺などと、
田んぼの畦道を秋風と共に、7世紀頃の古代寺院が点在するこの地を、時代に累々と重なり合う時の断片をなぞりながら散策する・・・
斑鳩の里|奈良県|Googleマップ
(2015年10月15日撮影)
「中宮寺」(ちゅうぐうじ)
奈良県生駒郡斑鳩町の法隆寺に隣接する、聖徳太子ゆかりの寺院である。宗派は聖徳宗に属す。山号を法興山と称し、本尊は如意輪観音、開基(創立者)は聖徳太子または間人皇后とされている・・・
https://ja.wikipedia.org/wiki/中宮寺
←本尊「木造菩薩半跏像」
飛鳥時代の作。像高132.0cm(左脚を除く坐高は87.0cm)。広隆寺の弥勒菩薩半跏像とよく比較される。
寺伝では如意輪観音だが、これは平安時代以降の名称で、当初は弥勒菩薩像として造立されたものと思われる。国宝指定の際の官報告示は単に「木造菩薩半跏像」である。材質はクスノキ材。50円普通切手の意匠になった・・・
「天寿国繍帳残闕」(てんじゅこくしゅうちょう ざんけつ)
染織品は、陶磁器、金属製品などに比べて保存がむずかしい。本品は断片とはいえ、飛鳥時代の染織の遺品としてきわめて貴重なもの。現在、奈良国立博物館に寄託・・・
「斑鳩神社」(いかるがじんじゃ)
奈良県生駒郡の神社。法隆寺の北東の天満山に位置し、菅原道真を祀る。法隆寺鎮守4社の1つ[要出典]で寺の鬼門の守護神とされ、現在も関係が深い。当初は天満山の西麓に位置し境内に如法経堂という堂があったが、寛文年間に火災で全焼した。寛文8年(1668年)に神殿が再建された後、水害のため享保10年(1725年)に現在と同じ山上に移ったと伝えられる。1869年(明治2年)には、法隆寺境内にあった総社明神、五所明神、白山権現が遷祀された。
総社明神:かつては法隆寺の北西にあり、仁平3年(1153年)に社殿を建立した。
五所明神:建保6年(1218年)の創祀とされる[2]法隆寺東院の総鎮守で、住吉神・春日神4座を祀る。『延喜式神名帳』にある平群郡の平群神社五座に比定する説もある。
https://ja.wikipedia.org/wiki/斑鳩神社
「法輪寺」(ほうりんじ)
奈良県生駒郡斑鳩町にある仏教の寺院。三井寺(みいでら)とも呼ばれ、「法林寺」「法琳寺」とも書く。宗派は聖徳宗、本尊は薬師如来坐像。
法隆寺東院の北方に位置する。現存する三重塔は1975年の再建であるため、世界遺産「法隆寺地域の仏教建造物」には含まれていない。法輪寺は寺史に関わる史料が乏しいため、創建事情の詳細は不明であるが、発掘調査の結果等から、7世紀中頃には存在していたことは間違いない。本尊薬師如来像と虚空蔵菩薩像も飛鳥時代末期にさかのぼる古像である。三井寺と言う別名は、当寺のある三井の地名に由来し、付近に聖徳太子ゆかりと言われている3つの井戸があった所から来ている(3つの井戸のうちの1つが現存し、国の史跡に指定されている)・・・
https://ja.wikipedia.org/wiki/法輪寺_(斑鳩町)
「藤ノ木古墳」(ふじのきこふん)
奈良県生駒郡斑鳩町にある古墳(円墳)。「藤ノ木」の名称は所在地の字名に由来するが、法隆寺関係の古文書・古記録によれば、かつては「ミササキ」「陵山」(みささぎやま)などと呼ばれていた。 玄室内から大量に出土した土師器、須恵器の年代から古墳時代後期、6世紀第4四半期の円墳であると推定されている。この時期に畿内では前方後円墳の造営が終わりに近づいていた。
古墳は法隆寺西院伽藍の西方約350メートルに位置する。現在は周辺が公園として整備され、説明板なども多数設置されており、法隆寺周辺の観光スポットとなっている。また、古墳から南へ200メートルほど行くと、ガイダンス施設(斑鳩文化財センター)があり、主な出土品のレプリカが展示されている・・・
https://ja.wikipedia.org/wiki/藤ノ木古墳
遥か遠い昔々の、頭の中でかすかに浮かぶ歴史教科書をなぞりながら、
静かな秋の気配が漂う「斑鳩の里」を後にする・・・
(以下・参考サイト)
奈良|法隆寺観光|いかるがの里観光案内所
法隆寺iセンター
http://www4.kcn.ne.jp/~ikaru-i/
http://www4.kcn.ne.jp/~ikaru-i/map.pdf
←(画面をクリックすると、600 x 857pixに拡大します)
中宮寺オフィシャルサイト|中宮寺の歴史
http://www.chuguji.jp
https://ja.wikipedia.org/wiki/中宮寺
https://ja.wikipedia.org/wiki/弥勒菩薩半跏思惟像
https://ja.wikipedia.org/wiki/弥勒菩薩
法輪寺ホームページ|オフィシャルサイト
奈良・斑鳩の里にある法輪寺は、聖徳太子の御子・山背大兄王創建とも伝えられています。二体の飛鳥時代の仏像と昭和五十年に飛鳥様式で再建された三重塔で知られています・・・
http://www1.kcn.ne.jp/~horinji/
法林寺(法輪寺)
斑鳩の法輪寺らしいです。大和法輪寺の三重塔は、現代に伝えられた三重塔中で最古の塔でしたが、昭和19年に落雷で焼失してしまいましたが、現在は再建されています。
http://www.d1.dion.ne.jp/~s_minaga/sos_horinji.htm
斑鳩神社へようこそ
http://fishaqua.gozaru.jp/nara/ikaruga/ikaruga/text.htm
常設展示案内/古墳時代 - 奈良県立橿原考古学研究所
古 墳 時 代. ジャンプするときは、メニューまたは配置図の下線の引いてあるところをクリックしてください。 Ⅰ.ヤマト王権の成立. Ⅱ.倭の五王の時代. Ⅲ.古墳のまつり 埴輪と木製品. Ⅳ.ヤマト王権の展開. Ⅴ.藤ノ木古墳の時代 ...
http://www.kashikoken.jp/museum/permanent/kofun/kofun.html
藤ノ木古墳
法隆寺の西350mの所に、法隆寺の中世文書で「陵山」と呼ばれ、江戸時代には崇峻天皇陵と考えられた古墳がある。藤ノ木古墳である。橿原考遺古学研究所は1985年( 昭和60)から1988年(昭和63)にかけて三回発掘調査を実施し、ほぼその全容を解明 ...
http://www.bell.jp/pancho/travel/taisi-siseki/kofun/fujinoki_kofun.htm
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