父は若い頃、大阪・北浜の株の立ち会い人をしていた。
(第二次世界大戦前のトレーダーで、戦争で株券が紙くずになり、戦後、株から足を洗った)
(すっからかんか?と問うと・・・アホ、株は売り買い休みや!・・・それっきりお休み)
「勉、え〜か、北浜ではなあ〜、山高ければ谷深し、ちゅう格言めいたもんがあるんや〜」
「株ちゅうのは、6ヶ月先、1年先の経済動向の予測、予言でなあ〜」
「山高いは、6ヶ月先、1年先の経済は元気で庶民のフトコロの銭は余っとる。谷は、その逆やな〜」
「あんまりにも、山が高すぎたよって、な〜」
「おそらく、今後、長〜い、深い谷が来よるやろう〜」
遺言?めいたものを残し・・・
翌年、年明け早々、風邪をこじらせ4日後に死んだ。(80才だった)
それから約15年余り、この国では銀行の名が幾つも変わり、やっと塩づけの土地に建物が建ち、山を登るかの様に見えたが?ユダヤ(ドル)のルーレットが崩れ出し、ユーロが牽引するほどの力もなく、
いやはや、深い谷は続きそうだ・・・
今度の深い谷は、日本にとって絶好のチャンスかも知れない。
(バクチで云うところの胴元の金庫が火を吹いた)
日本はユダヤ(ドル)ルーレットがまき散らした,負の福袋?を買っていない。
よって、ユダヤバクチにハラず,地球いきいき産業に、たくさんハレル?
(胴元に金が無いのに誰がハルのん?勝っても払ろぅて貰われへん?・・・)
(紙幣刷りまくって払ろぅて、インフレにしょる・・・ヒットラー前の時代見たいに)
(わしらをデフレに落とし込んで、自分らインフレは、許さへんぞ〜・・・言い過ぎか?)
この時代、難問題がこびり付いてはいるが、総ては環境の二文字にぶつかり、止まっている。
(ユダヤ(ドル)ルーレットのせい?・・・可能性はおおいに有る)
(ドルは、生き方の価値観が間違っている、しかも我がままや)
生きとして生きれる時代を創るには、それを一つでも二つでも解決しなければ進めない。
クリーンエネルギーに変える、食料自給率を上げる、利益分配を滑らかにする、
そして、国内の資源効率を見直し、再生する、威張る国には輸出しない等々・・・・・
(内に目を向け、総てを生かす・・・或る馬鹿な?評論家は鎖国さえしても、などと云う者もいる)
国内だけで、持てる物、持てる技、持てる金、持てる力で、生活革命を巻き起こし、
(ちょっと、鎖国みたいやけど)
日本の感性を埋め込んだモデルを創れば、全く違う良き価値観の時代に突入する事が出来る。
本当は高い山や深い谷の中に、生きとして生きる人間の、営み金鉱脈が有るのかも知れん・・・
(ソロソロか、イッキか、変わり目やろうけど、なあ〜)
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